ヒトコトあらすじ
訛りのヒドいみすぼらしい娘が、音声学者の指導を受けて社交界へ進出するほどに成長してゆくーーという物語となっています。
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●1.基本データ
Lキャラクター構成
L舞台設定
L詳しいプロット(展開)
L文章抜粋
L作者について
L同じ作者の他作品
L同じ年代の有名作品
L同じ国の有名作家
●2.社会データ
L歴史的背景
L社会に与えた影響
Lメディア化
●3.類推データ
Lココがスゴい!
L似ている名作
L似ている最近の作品
1.基本データ
Amazon(ちくま文庫):https://amzn.to/3AFi5tP
初演:1913年 作者:ジョージ・バーナード・ショー
長さ:長編 ジャンル:喜劇・恋愛
キャラクター構成
ヘンリー・ヒギンズ・・・・音声学者。および教授。言葉の発音を聞いただけでどこの出身が分かるという特殊技能を持つ。イライザの訛りを直すために指導を行う。
イライザ・ドゥーリトル・・・・花売り娘。家を追い出されて自立したいと思っていたところヒギンズに出会い、話し方や振る舞いについて教わり成長してゆく。
ピッカリング大佐・・・・劇の冒頭で居合わせた人物で、ヒギンズとイライザを引き合わせるキーパーソン的役割を持つ。
フレディ・エインスフォード・・・・イライザと結婚することになる男。
アルフレッド・ドゥーリトル・・・・イライザの父親。イライザを遣って金をせびろうとしてくる。
ヒギンズ夫人・・・・ヘンリー・ヒギンズの母親。息子とピッカリングのイライザに対する扱いに憤りを覚える。
ピアス夫人・・・・ヒギンズに雇われている家政婦。
クララ・・・・フレディの妹。
エインスフォード・ヒル夫人・・・・フレディの母。
舞台
ロンドン・・・イギリスの首都。物語が展開される舞台となっている。ロンドンwiki
セントポール教会(大聖堂)・・・・冒頭で、登場人物たちが雨宿りをするために身を寄せ合う場所。実際に存在する。セントポール大聖堂wiki
詳しいプロット(展開)
●訛りのひどい娘・イライザ
雨降る夏のロンドン。
雨宿りするため多くの人々が、セントポール教会の柱廊玄関へ身を寄せていた。
するとそこへフレディ・エインズフォードが、待っていた母(エインスフォード・ヒル夫人)と妹(クララ)の元に戻ってきた。
彼は雨の中、帰りのタクシーを探していたがどうやら見つからなかった様子。しかしそのことに不満な母と妹がふたたびタクシーを探させに行かせようとする。
しぶしぶ承諾したフレディがふたたび雨の中へ飛び出した時、ひとりの娘とぶつかる。
道ゆく人々に花を売っていたイライザ・ドゥーリトルという娘だった。彼女はひどい訛りでぼろぼろな身なりの娘でした。
ふたりが口論となる中、雨を避けて紳士・キップリング大佐などもやってきて、花売り娘イライザはいる人々に金をせびりはじめるのだった。
そんな彼女の言葉を、秘かにノートへ取っている人物がいた。
やがてイライザは男の存在に気づいて悲鳴を挙げた。すると、心配した野次馬たちがぞろぞろと集まってくるのでした。
●音声学者・ヒギンズ教授
イライザを含めた周囲の人々に怪しまれるノート男。すると男は疑いを晴らすためにイライザおよび野次馬の出身地を見事に当てていくのだった。
やがて男はピッカリング大佐の出身地なども当てた上で、自分が音声学者・ヒギンズ教授であると正体を明かす。
そして彼は、自分ならばこの訛り娘を三ヶ月で公爵夫人として通用するように育てることだってできるなどと宣言してみせる。
その様子を見たピッカリング大佐は、ヒギンズに興味を抱くのだった。
●レッスン開始
翌日、ヒギンズの実験室にはピッカリング大佐の姿があった。
ピッカリングはヒギンズの音声研究を見学しに訪れていた。
まもなく家政婦ピアス夫人が、「若い女が訪ねてきている」と顔を出す。
現れたのは昨晩の花売り娘・イライザだった。
どうやら彼女はヒギンズの宣言を真に受けてレッスンを受けに来たのだった。
イライザは早くから家を追い出された身で、なんとか今まで生き延びてきた天涯孤独の身であった。そんな彼女はもっと良い立ち振舞いを覚えて、花売り娘ではなく、花屋の売り子になることを夢見ていたのだった。
ヒギンズはそこまで乗り気では無かったが、ピッカリング大佐がもしも昨夜の宣言通りにイライザを生まれ変わらせることができたら彼女の月謝(授業料)や実験費用はすべて自分が工面しようと言い出す。
そのあとも出ていこうとしたイライザがチョコレートで釣られたり、ピアス夫人がヒギンズの言葉遣いを注意したりなどのことがありながらも、最終的にヒギンズはレッスンを始めることにした。
●父親・アルフレッドとのひと悶着
イライザがヒギンズの家にいることを知った、イライザの父親・アルフレッドが訪ねてくる。
彼は娘を返せとけしかけることで、引き止め料をせしめようと目論んでやってきたのだった。
結果として金をせしめて、アルフレッドは喜んでヒギンズの家から去っていった。
●美しく成長するイライザ
しばらく経ち、話し方レッスンの成果を見るため、イライザをヒギンズの母親・ヒギンズ夫人のもとへと連れて行く。
夫人の家にはかつてイライザが花売り娘の時に会っていたエインスフォード・ヒル夫人、その娘クララ、息子のフレディなどもやってくる。
最初は丁寧な言葉遣いからイライザだと気づかれなかったが、しゃべるうち少しずつボロが出てくる。イライザ本人はそれに気づいていない。
しかしフレディはその面白さと美しさに惚れ込んでしまうのだった。一方でヒギンズ夫人は、息子が娘をおもちゃとして遊んでいることを嘆くがピッカリングとヒギンズはかなり愉しんでいる様子である。
●イライザの家出
やがてイライザはさらに立派な女性になっていき、園遊会などでも違和感なく振る舞えるようになります。
園遊会でも成功をおさめ、二人で喜び合うヒギンズとピッカリング。
そういった様子を見たイライザは、自分は単に実験材料にされているだけなのだということに気づき、ついに家出してしまうのでした。
●ヒギンズ夫人のもとへ
家を出ると、いつも彼女の部屋の明かりを見ていた恋するフレディとイライザは鉢合わせする。
やがて二人でタクシーを乗り回したあとで、ヒギンズ夫人のもとへと身を寄せるのだった。
●謝罪
イライザが失踪したことで慌てるヒギンズとピッカリング。
その様子を見たあとで、ヒギンズ夫人は自分の家にいることを告げる。
二人はイライザをひどい扱いにしていたことを陳謝し、ピッカリングは紳士に改心するが、ヒギンズはあまり変わりませんでした。
●ヒギンズの心変わり
あいかわらずイライザに対して高圧的なヒギンズでしたが、少しずつ心変わりしていきイライザに対して好意を抱きはじめ、ピッカリングと三人で暮らしていこうと提言します。
しかし自分に自信を持ちはじめていたイライザは、ヒギンズに別れを告げるのでした。
●イライザの結婚
やがてイライザはフレディと結婚します。一方のヒギンズは三人暮らしの申し出が受け入れられるだろうと確信しているのでした。
文章抜粋
●ヒギンズ「うん、お前のように、キャベツのくさったような、場違いの、恥っさらしの英語をはなす女でも、ジバの女王にしたててみせるといったのさ。」
●イライザ(必死になって立ちなおろうとしながら)「あたしに何ができるの?何ができるように、あたしにしてくださったの?あたしは、どこへ行けばいいの?何をすればいいの?あたしはどうなるの?」
●ヒギンズ「ピッカリング!バカな!イライザはフレディと結婚するんです。はっ、はっ!フレディ!フレディ!!はっ、はっ、はっ、はっ!!!(大きな声でげらげら笑う。幕がおりる)(最後の一文)
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作者について
ジョージ・バーナード・ショーアイルランドの作家。文学者、劇作家、脚本家、政治家など多岐な顔を持つ人物。『ピグマリオン』『聖女ジョウン』などが有名。
同じ作者の他作品
戯曲 (執筆年、初演年)
- 『やもめの家-Widowers’ Houses-』1892 1892
- 『フィランデラー-The Philanderer-』1893 1905
- 『ウォレン夫人の職業-Mrs Warren’s Profession-』1894 1902
- 『武器と人-Arms and the Man-』1894 1894
- 『キャンディダ-Candida-』1895 1897
- 『運命の人-The Man of Destiny-』1895 1897
- 『分からぬものですよ-You Never Can Tell -』1896 1899
- 『悪魔の弟子-The Devil’s Disciple-』 1897 1897
- 『シーザーとクレオパトラ-Caesar and Cleopatra-』1898 1901
- 『ブラスバウンド船長の改宗-Captain Brassbound’s Conversion-』1899 1900
- 『立派なバッシュビルまたは、コンスタンシーアンリワード-The Admirable Bashville, or Constancy Unrewarded-』 1901 1903
- 『人と超人-Man and superman-』1901 1903 初刊1929
- 『ジョンブルの他の島-John Bull’s Other Island-』1904 1907
- 『彼が彼女の夫にどのように嘘をついたか-How He Lied to Her Husband-』1904 1905
- 『バーバラ少佐-Major Barbara-』1905 1905
- 『情熱、毒、そして石化、または致命的なガソジン-Passion, Poison, and Petrifaction, or the Fatal Gazogene-』1905 1905
- 『医者のジレンマ-The Doctor’s Dilemma-』1906 1906
- 『プレイハウスでの幕間-The Interlude at the Playhouse-』1907 1907
- 『結婚する-Getting Married-』1907 1908
- 『ブランコポスネットの解体-The Shewing-Up of Blanco Posnet-』1909 1909
- 『プレス挿し木-Press Cuttings-』1909 1909
- 『魅力的なファウンドリング-The Fascinating Foundling-』1909 1928
- 『信頼の垣間見る-The Glimpse of Relity-』1909 1927
- 『不一致-Misalliance-』1910 1910
- 『ソネットのダークレディー-The Dark Lady of the Sonnets-』1910 1910
- 『ファニーの初めての劇-Fanny’s First Play-』1911 1911
- 『アンドロクリーズとライオン-Androcles and the Lion-』1912 1912
- 『ピグマリオン-Pygmalion–』1913 1913 ※今作
- 『エカチェリーナ2世-Great Catherine-』 1913 1913
- 『ミュージックキュア-The Music Cure-』 1913 1926
- 『O’Flaherty, V.C.』 1915 1919
- 『ペルサレムのインセ-The Ince of Perusalem-』 1916 1919
- 『アウグストゥスは彼のビットを行います-Augustus Does His Bit-』 1916 1919
- 『ボルシェビキ皇后アンナジャンスカ-Annajanska the Bolshevik Empress-』 1917 1919
評論
- 『イプセン主義の真髄』1891
- 『完全なワーグナー主義者』1898
- 『知的女性のための社会主義と資本主義の手引き』1928
同じ年代の有名作品
- 「老人の若者」ルイジ・ピランデッロ(イタリア1913)
- 「おお開拓者よ!」ウィラ・キャザー(アメリカ1913)
- 「薔薇と十字架」アレクサンドル・ブローク(ロシア1913)
同じ国の有名作家
- ジョン・ミリントン・シング(アイルランド)
- ジェイムズ・スティーヴンズ(アイルランド)
- ジェイムズ・ジョイス(アイルランド)
Amazon(ちくま文庫):https://amzn.to/3AFi5tP
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2.社会データ
歴史的背景
1913年アイルランドのイベントwiki:https://en.m.wikipedia.org/wiki/1913_in_Ireland
社会に与えた影響
●執筆中…
メディア化
●ピグマリオン(1938年映画)
>>>AmazonPrimeビデオ
1938年に「ピグマリオン」として映画化されています。アマゾンプライム特典として無料視聴できるようなので、30日間無料などを使って観ることも可能かと思います。内容も原作とは少し違い、商業向けにハッピーエンドなシナリオへ修正されたものになっています。結末が原作と少し違い、商業向けにハッピーエンドなシナリオへ修正されたものになっています。
●マイ・フェア・レディ(1964年映画)
>>>AmazonPrimeビデオ
さらに1964年には表題を「マイ・フェア・レディ」と変えてリバイバルされています。こちらはオードリー・ヘップバーン主演かつミュージカル映画となっており、アカデミー賞8部門にもノミネートされた名作映画になっています。こちらも1938年映画と同様にハッピーエンドを迎えます。アマゾンプライムビデオでレンタルできるので気になった方はぜひーーー。
3.類推データ
ココがスゴい!
執筆中。。。
似ている名作
●捜索中…
似ている最近の作品
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